三大家とは

武功小説自体がいつ始ったかは諸説あるものの、一般に現代の三大家といわれてるのは、金庸(きん・よう)、梁羽生(りょう・うせい)と古龍(く・るん)の3人。

香港で梁羽生がまず新聞に連載を始め、同僚の金庸もそれから数年後に連載を開始し、それが流行して台湾にも飛び火し古龍が、そして最終的にそのブームは中国大陸に広がっていくこととなった。

中国本土では一時、武功小説の出版が禁止されていたため流行が遅れていたが、今では小説だけではなくテレビドラマ・映画の効果もあり、武功ものは中国大衆文化のひとつに数えられるまでに広まっている。そしてそれらはやがて中国語圏だけでなく世界中からも注目されるにいたっている。